五月病

死んでしまったほうが楽なのかもなと寝ぼけた頭で考えた。人間関係のこと大学のこと。すべての悩みがなくなってしまえばいいのにと思う。なくなってしまえばもう彼女を苛つかせることもなくなるし、大学のことを憂う必要もなくなる。大学の授業は何一つとして面白い授業がない。昼ごはんも食べるとなんだか気持ち悪くなってしまうし、友達も心の底から思っていることを話したことはない。連休明けの行きの電車でみんな辛気臭い顔をしているのを見て、自分だけじゃないと少し安心したけれど授業を受けているうちに死にたい気持ちが強くなってきている。先生の話を全く聞かずにこの文章を書いている自分にも嫌気がさす。